あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私が信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。世はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。(ローマ人への手紙13章11節-12節)
1.コリント人への手紙第二6章1節―10節
2.ガラテヤ人への手紙3章26節―27節
3.エペソ人への手紙6章10節―20節
4.ヘブル人への手紙9章24節―28節
イエス様は「主人が婚礼から帰って来て戸をたたいたら、すぐに戸をあけようと、その帰りを待ち受けている人たちのようでありなさい。帰って来た主人に、目をさましているところを見られるしもべは幸いです。まことに、あなたがたに告げます。主人のほうが帯を締め、そのしもべたちを食卓に着かせ、そばにいて給仕をしてくれます。主人が真夜中帰っても、夜明けに帰っても、いつでもそのようであることを見られるなら、そのしもべたちは幸いです。このことを知っておきなさい。もしも家の主人が、どろぼうの来る時間を知っていたなら、おめおめと自分の家に押し入れはしなかったでしょう。あなたがたも用心していなさい。人の子は、思いがけない時に来るのです。(ルカの福音書36節―40節)」と、再臨されること、キリスト者がどのうように生活すべきかを話されました。ところで、イエス様は悪魔を盗人とたとえられました(ヨハネの福音書10章8節―10節)。パウロは「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私が信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。世はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。」と昼が来る前にやみが深くなる、すなわち悪魔の働きが強まることを語るとともに、「主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。」と勧告しています。今は恵みの時、救いの時であることを心に据えて、世と調子を合わせて目の欲、肉の欲に生きるように仕向けてくる悪魔の策略に陥らないように、キリストを着る、すなわち、光の武具である神のすべての武具を身につけて、主の再臨を待ち望みながら(ヘブル人への手紙9章28節)、主が喜ばれるように生活しようではありませんか。