世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。(ヨハネの手紙第一5章5節)
1.ルカの福音書4章1節―14節
2.ヨハネの福音書16章28節―33節
3.ローマ人への手紙8章31節―39節
4.エペソ人への手紙1章17節―21節
ヨハネは「私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。(ヨハネの手紙第一5章19節―21節)」と、パウロはキリストを信じる前の状態について「あなたがたは自分の罪禍と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。(エペソ人への手紙2章1節―2節)」と語っているように、人は、この世を支配している偽り者の父である悪魔の影響を受けながら生活しているのですが、そのような状態から救うために神は御子イエス様をこの世にお遣わしになり、十字架の死と復活をもって死の力を持つ悪魔を滅ぼし、死の恐怖からも解放してくださったのでした(ヘブル人への手紙2章14節―13節)。ヤコブの手紙4章7節は「神に従いなさい。そして悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたから逃げます。」と勝利者として生きる秘訣を語っています。ヤコブの手紙2章19節に「あなたは、神はおひとりと信じています。りっぱなことです。ですが、悪霊どももそう信じて、身震いしています。」とあります。恐怖に陥れる奴隷の霊が襲って来た時、彼らが身震いしている方が私たちの心に内住されていることを、今日の聖句「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」を思い起こし、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているこの世の神から家族が、人々が救われるように主の御名によって祈り続けようではありませんか。