恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け。わたしの義の右の手で、あなたを守る。(イザヤ書41章10節)

1.創世記28章1節ー15節
2.ヨシュア記1章1節ー9節
3.箴言3章1節ー7節
4.ローマ人への手紙8章15節ー16節

神がモーセにイスラエルの民をエジプトから導き出して乳と蜜の流れる良い地に導くように、「わたしはあなたとともにいる。」と仰せられると、一度は「行きます」と申し上げたにも関わらず、エジプトに行く前に杖を蛇に蛇を杖に変えるような奇蹟を体験したにもかかわらず、「ああ主よ。どうかほかの人を遣わしてください。」と申し上げたので主の怒りがモーセに向かって燃え上がりましたが、兄のアロンをいっしょに遣わすことを告げられたのでした(出エジプト記3章7節―4章17節)。荒野でイスラエルの民に混じってきていた人々と民が「肉が食べたい。」と言ってエジプトを懐かしんだので、鼻から肉が出て来て吐きけを催すほど一か月間肉を与えることを主が話されると、モーセは徒歩の男子だけで六十万人もいることを申し上げ、神に対して不信の罪を犯したのでした(民数記11章1節―33節)。モーセの死後、約束の地に民を導く働きをヨシュアに与えられた神は「わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」と仰せられてから「強くあれ、雄々しくあれ」と三度も、そして三度目には「恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」とヨシュアに仰せられたので、彼はモーセのように「ああ主よ。どうかほかの人を遣わしてください。」とは言わずに、主に仕え、人々を励まして約束の地に民を導き入れたのでした。彼はモーセやイスラルの民とともに奇蹟を体験し、神がどんな偉大な方であるかを見ていたからではないでしょうか。今日の聖句「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け。わたしの義の右の手で、あなたを守る。」をしっかり握って、恐れがわいてきても、たじろぐような状態にあっても、いつも一緒におられる主がどのような方であるかを、聖霊の宮とされていることを忘れずに、ヨシュアのように主を信頼して生きようではありませんか。