ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。(コリント人への手紙第一2章12節)
1.ヨハネの福音書14章16節ー27節
2.ローマ人への手紙6章17節―23節
3.エペソ人への手紙1章3節―14節
4.ペテロの手紙第一1章3節―4節
イエス様がユダヤ人の指導者であったニコデモに「まことに、まことに、あなたに告げます。人は新しく生まれなければ、神の国を見ることができません。」と仰せられると、彼が「人は、老年になっていて、どのようにまことにして生まれることができるのですか。もう一度、母の胎に入って生まれることができましょうか。」と尋ねたので、イエス様は「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。あなたがたは新しく生まれなければならない。とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。(ヨハネの福音書3章5節―7節)」と、新しく生まれるのは水、すなわち真理のみことばと御霊の働きであることを話されました。コロナ禍の中、ワクチンしかいのちの保証がないかのように報道されていますが、モデルナ社のワクチンに金属片が混入されていたことが判明したために、人々に安堵感を与えたはずのワクチンがかえって不安を与えるような状況が起きています。今日の聖句は「ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。」とキリスト者に与えられている御霊の働きについて語っています。この世の霊、すなわち悪魔は、世の人々だけでなく、キリスト者に触れることはできませんが、キリスト者にも高ぶりや恐怖に陥れるような火矢を射ってきますが(エペソ人への手紙6章16節)、イエス様を信じたすべての人に与えられる御霊は(ヨハネの福音書7章39節)、御国を受け継ぐことの保証であることをパウロは語っています(エペソ人への手紙1章13節―14節)。恐れや不安、思い煩いが襲って来た時、イエス様を信じたことによって与えられた御霊によって「アバ。父」と、私たちの心を主に向け、悪魔に勝利されたイエス様が聖霊なる神として内住しておられること、悪霊が恐れおののいて服従せざるをえない主の御名(ルカの福音書10章17節)をもって祈る特権が与えられていることを思い起こし、この世が与えることのできない主の平安をもって、人々が永遠のいのち、天国の保証である御霊を与えてくださるイエス様に導かれるように祈ろうではありませんか。