「もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。おそくなることはない。わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退くなら、わたしのこころは彼を喜ばない。」私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。(ヘブル人への手紙10章37節―39節)
1.ヨハネの福音書3章16節―19節
2.ローマ人への手紙8章15節―24節
3.コリント人への手紙第一15章50節―58節
4.ヨハネの手紙第一5章5節―13節
人々はコロナの変異株による感染力の威力に恐れていましたが、昨日は豪雨のために熱海市を襲った山津波とも言われる土石流の勢いと力に驚かされるような光景が放映されました。今年は2011年3月11日に津波によって東日本大震災が起きてから十年経ちましたが、今でも福島の原発事故の問題を抱えている現状があり、多くの方々を経済的な不安だけでなく、病や死の恐れの中に閉じ込めているのではないでしょうか。ヨブ記の一章と二章は自然災害や人災そのものは世全体を支配しているサタン(ヨハネの手紙第一5章19節)の働きであることを示しています。しかし、イエス様が雲に包まれて昇天されたとき、天を見つめていた弟子たちにイエス様は同じ有様で世に来られることを御使いはつげられたように、やがて世全体を支配してるサタンを滅ぼすために主は再臨されることを黙示録も語っています。ヨハネの福音書3章16節は「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちをもつためである。」と、ローマ人への手紙6章23節は「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っています。今日の聖句「『もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。おそくなることはない。わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退くなら、わたしのこころは彼を喜ばない。』私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。」を心に据えて、永遠のいのちが与えられていることを感謝するとともに、恐れの中におられる世の人々が、恐れをもたらすサタンから解放さ、救い主であるイエス様を心にお迎えできるように祈り続けようではありませんか。