ああ、神、主よ。まことに、あなたは大きな力と、伸ばした御腕とをもって天と地を造られました。あなたには何一つできないことはありません。(エレミヤ書32章17節)

1.イザヤ書556節―11
2.列王記第一18章19節ー39節
3.マタイの福音書1916節―26
4.ルカの福音書1章5節―37節

イエス様は「先生。永遠のいのちを得るためにはどんな良いことをしたらよいのでしょう。」と尋ねた金持ちの青年に「あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」と答えると、彼は多くの財産を持っていたので悲しんでイエス様のもとから去って行ったので、弟子たちに「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国に入るのはむずかしいことです。まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが天の御国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」と話されると、弟子たちがたいへん驚いて「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」と言ったので、イエス様は弟子たちをじっと見つめて「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」と、金持ちが天の御国に入るのはむずかしいけれども、神には金持ちであろうとだれであろうと天の御国に入る、すなわち救うことができることを話されました。エリヤが「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。」とイスラエルの民に問いかけても民が一言も答えなかったので、はっきりさせるために祭壇に備えた供え物に火をもって答える神を神とすることを提案してから「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルにおいて神であり、私があなたのしもべであり、あなたのみことばによって私がこれらのすべての事を行ったということが、きょう、明らかになりますように。私に答えてください。主よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」と申し上げると、主の火が降ってきて全焼のいけにえやたきぎだけでなくみぞの水もなめつくしてしまったので、民はひれ伏して「主こそ神です。主こそ神です。」と主に立ち返ったのでした。天と地を創造された神は、人の心をも変えることのできる方であることを心に留めて、人々が天と地を創造され、どのような人も救うことができる神を知ることができるように祈ろうではありませんか。