何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ人への手紙4章6節―7節)
1.マタイの福音書11章28節―29節
2.ヨハネの福音書14章22節―27節
3.ペテロの手紙第一5章7節ー10節
4.ヨハネの手紙第一5章14節―15節
イエス様は「いま私たちは、あなたがいっさいのことをご存知で、だれもあなたにお尋ねする必要がないことがわかりました。これで、私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」と申し上げた弟子たちに「見なさい。あなあがたが散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしひとりを残す時が来ます。しかし、わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるからです。わたしがこれらのことを話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。(ヨハネの福音書16章29節―33節)」と、主は私たちがどんなに弱いものであるかをご存知であることを、平安はイエス様にあって持つことができることを話されました。人生相談の回答者であった、アン・ランダー女史が「人々が抱えている問題の根底にあるのは何ですか。」と尋ねられた時、パウロが「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊をうけたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。(ローマ人への手紙8章15節)」と、語っているように、彼女は「一言で言えます。それは恐れです。」と答えられました。世全体を支配している悪魔(サタン)は私たちbに恐れや思い煩い、不安を与えるような働きをしますが、主はこの世が与えることのできない平安を与えることを約束されました。私たちの心や思いが主の平安で守られるために今日の聖句が「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」と勧めているように、私たちの祈りをお聞きくださるだけでなく、私たちの弱さをよくご存知で、信仰がなくならないようにとりなしていてくださる主がおられることを感謝し、心のうちを正直に主に申し上げて主からの平安をいただこうではありませんか。