わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。(ヨハネの福音書17章16節―17節)
1.詩篇19篇7節―14節
2.ヨハネの福音書8章43節―47節
3.テモテへの手紙 第二3章16節―17節
4.ヘブル人への手紙4章12節―13節
神である主はアダムに「あなたがたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。(創世記2章16節―17節)」と人に声を最初にかけられたのは神でしたが、元は主に仕える御使いであったにもかかわらず、被造物である自分の立場をわきまえずに神のようになろうと高ぶって天から地におとされた悪魔はエバに善悪の知識の木から取って食べても決して死なない、と偽りをもってエバが罪を犯すように誘発したように、世全体を支配している悪魔は人にささやきます(創世記3章1節―6節)。悪魔の話を信じて食べたエバはいっしょにいたアダムに与えたのでアダムも食べてしまいましたが、主がアダムに「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。(創世記3章17節)」と仰せられたように、神のことば、悪魔のことば、人のことばが行き交う中で生活していることとになります。パウロは「あのむないしい、だましごとの哲学によってだれのとりこにもならぬよう、注意しなさい。(コロサイ人への手紙2章8節)」と警告しています。神のことばは真理であり、神が警告したように人類に死が入りました。イエス様の祈りである今日の聖句「わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。」は、この世と調子を合わせずに、聖別された者として生きる秘訣はみことばに同意して生きることであることを教えてくださっているのではないでしょうか。みことばの真理に生きることができるように主に導いていただこうではありませんか。