主を恐れよ。その聖徒たちよ。彼を恐れる者には乏しいことはないからだ。(詩篇34篇9節)
1.詩篇23篇1節―3節
2.ローマ人への手紙8章32 節
3.コリント人への手紙第二6章1節―10節
4.ピリピ人への手紙4章8節―12節
神はイスラエルの民に多くの奇蹟をもって、後方から追って来たエジプト軍の手からも救うために紅海を二つに分けるなど神の力を示されただけでなく、荒野において昼は雲の柱、夜は火の柱をもって導いてくださったにもかかわらず、主よりも約束の地について悪く言いふらした人々のことばを信じてつぶやき不信の罪を犯したためにヨシュアとカレブ以外の二十歳以上の民は彼らが願ったように約束の地に入ることなく荒野で死ぬことになったのですが、モーセが「事実、あなたの神、主は、あなたのしたすべてのことを祝福し、あなたの、この広大な荒野の旅を見守ってくださったのだ。あなたの神、主は、この四十年の間あなたとともにおられ、あなたは、何一つ欠けたものはなかった。(申命記2章7節)」と言われたように、十度も主につぶやくようなことをしても主は常に民とともにおられ必要を満たされたのでした。ソロモンはシェバの女王が驚くほどの富と名声を博していましたが、「神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。(伝道者の書12章13節)」と結論づけました。イエス様は、キリスト者に何が必要であるかを神が一番よくご存知であることを話されました(マタイの福音書6章8節)。今日の聖句「主を恐れよ。その聖徒たちよ。彼を恐れる者には乏しいことはないからだ。」に生きるために、ヤコブの手紙1章5節−6節が「あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。ただ、少しも疑わずに、信じて願いなさい。」と勧めているように、主を恐れる、すなわち神がどんな偉大な方であるかを思い起こして信頼し、必要満たしてくださる主をほめたたえて生活しようではありませんか。