神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。(伝道者の書3章11節)
1.伝道者の書 3章1節ー11節
2.伝道者の書11章5 節
3.ローマ人への手紙11章33節―36節
4.コリント人への手紙 第一13章11節ー12節
パウロが「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。(テモテへの手紙 第一2章1節)」と勧めているように、全世界のキリスト者が各自示されるままに、コロナに感染されておられる方々が癒されますように、医療に携わっておられる医師や看護師さんたちがコロナから守られますように、感染が拡大しないように、安倍総理はじめ世界中の指導者が正しい判断をすることができるように、そしてコロナが終息するように祈っておられますし、終息の時は主の時に主が成してくださることを思うわけですが、多くのキリスト者がコロナのために祈っているのにもかかわらず、感染者数が増えていることが報道されるたびに、主に「主よ、いつまでですか」と尋ねてしまうのではないでしょうか。その上、コロナだけでなく大雨による被害が膨大で、東日本を襲った津波の再来のように思わされて主に「主よ。いつまでですか」と祈りの中で尋ねてしまいましたが、多くの方が同じように思われているかもしれません。ところで、ペテロの足を洗おうとしたイエス様にペテロが「主よ。あなたが、私の足を洗ってくださるのですか。」と、尋ねると「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります。」と答えられたイエス様のことば(ヨハネの福音書13章5 節ー7節)や、「愛する人たち。あなたがたは、この一事を見落としてはいけません。すなわち、主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。(ペテロの手紙第二 3章8節)」を思い起こしました。今日の聖句が「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」と語っているように、私たちの神は人知では理解できおないほど大いなる方であるとともにあわれみと恵みに満ちておられる方であることを感謝し、すべてを働かせて益としてくださる主を信頼し、主の時を待ち望みながら被災地の方々、被災地の教会や兄弟姉妹のために、医療に携わっておられる方々のために、ボランテイアの方々がコロナから守られ復興の働きが推し進められるように祈り続けようではありませんか。