どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。(コロサイ人への手紙1章9節)

1.ヨハネの福音書16章12節―15
2.ローマ人への手紙11章―122
3.コリント人への手紙第一2章3節―11節

イエス様が弟子たちに「人々があなたがたを会堂から追放するでしょう。事実、あなたがたを殺す者がみな、そうすることで自分は神に奉仕しているのだと思う時が来ます。(ヨハネの福音書16章2節)」と仰せられたように、パリサイ人と生きていたときのパウロは祭司長たちから権限をいただいて教会を迫害していたのですが、キリスト者となったパウロは「使徒となったパウロ ―私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したことでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです(ガラテヤ人への手紙1章1 節)」「神のみこころによる、キリスト・イエスの使徒パウロ 、および兄弟テモテから、コロサイにいる聖徒たちで、キリストにある忠実な兄弟たちへ。(コロサイ人への手紙1章1節―2節)」と、使徒となったのは、自分の願いや意志、または人から勧められてではなく、神のみこころによるものであることを告白する中で、テモテの名をあげています。パウロはテモテについて「テモテのように私と同じ心になって、真実にあなたがたのことを心配している者は、ほかにだれもいないからです。だれもみな自分自身のことを求めるだけで、キリスト・イエスのことを求めていません。しかし、テモテのりっぱな働きぶりは、あなたがたの知っているところです。子が父に仕えるようにして、彼は私と一緒に福音に奉仕して来ました。(ピリピ人への手紙2章20節―22節)」とピリピの聖徒たちに紹介しています。自分の思いや願いを通すために「みこころ」と言い、他のキリスト者の口を封じてしまうようなことがあるのではないでしょうか。今日の聖句は「どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。(コロサイ人への手紙1章9節)」とパウロの祈りです。神のみこころなのかどうかは、何を求めているのかを吟味するときにはっきりするのではないでしょうか。神がとのような方であるかを思うとともに、神のみこころを教えてくださっている真理のみことばで生きるように助け主である聖霊様に導いていただこうではありませんか。