まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。(詩篇544節)

1.詩篇231節―6
2.詩篇3739節―40
3.ヨハネの福音書1422節―26

 

神は悪魔(サタン)のいつわりのことばを信じて神が禁じた善悪の知識の木から取って食べたエバとアダムを滅ぼされたのではなく、かえって、皮の衣を作って、彼らに着せてくださっただけでなく、創世記1 章27節―28節が「神は人をご自分のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。『生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。』」と仰せられたように、アダムとエバに息子を与え、現在の世界人口約76億人というほどにまで増えたのです。しかも、悪魔の策略によって罪を犯した結果人類に死が入ったのですが、ローマ人への手紙6章23節が「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と、ローマ人への手紙8章3節が「肉によって無力になったため、律法にはできなくなっていることを、神はしてくださいました。神はご自分の御子を、罪のために、罪深い肉と同じような形でお遣わしになり、肉において罪を処罰されたのです。」と語っているように、神は全く罪のない御子イエス様を人としてお遣わしになり、犯罪人バラバの代わりに十字架につけられ、死をもたす罪から完全に自由にする道を開かれたのでした。この世を支配している悪魔は人を滅ぼすことを目的にしていますが、神は罪の解決だけでなくイエス様を死からよみがえらせ、死に勝利するいのちがあることを、死によって消滅してしまうような希望ではなく、生ける希望を明らかにされたのでした。主は「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。(ヨハネの福音書14章26節)」と、約束され、使徒の働き2章で聖霊が下り、すべてのキリスト者には助け主である聖霊を与えてくださったのです。恐れや思い煩うようなこと、心配するようなことが起きた時、今日の聖句「まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。」を思い起こし、重荷を負ってくださる主に心の内を正直に申し上げ、主の助けを待ち望んで生きようではありませんか。