聖書箇所
もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。(ヨハネの手紙 第一 1章9節)
<関連聖句>
1.詩篇32篇1節―7節
2.ヨハネの福音書5章2節ー27節
3.ルカの福音書7章36節―48節
4.ルカの福音書18章9節―14節
<メッセージ>
人は聖なる神のかたちに造られたことと、ローマ人への手紙2章14節―15節が「律法を持たない異邦人が、生まれつきのままで律法の命じる行いをする場合は、律法を持たなくても、自分自身が自分に対する律法なのです。彼らはこのようにして、律法の命じる行いが彼らの心に書かれていることを示しています。彼らの良心もいっしょになってあかし、また、彼らの思いは互いに責め合ったり、また、弁明しあったりしています。」と語っているように、人は間違ったことをすると良心のとがめを感じるのではないでしょうか。しかし、通常、人々は良心のとがめを感じてもその解決法をご存知ないのと、世全体を支配している悪魔は告発者なので、忘れようとしても、ふとした時に過去の過ちを思い起こしては悩むように状態になるのではないでしょうか。先日、吉本興業の二人の方が涙を流しながら記者会見をして正直に自分たちの犯した罪を告白したかったのに、それをさせてもらえなかった苦しさを語っておられる様子を拝見しながら、ダビデの詩篇32篇「私は黙っていたときには、一日中、うめいて、私の骨々は疲れ果てました。それは御手が昼も夜も私の上に重くのしかかり、私の骨髄は夏のひでりでかわききったからです。私は、自分の罪を、あなたに知らせ、私の咎を隠しませんでした。私は申しました。『私のそむきの罪を主に告白しよう。』すると、あなたは私の罪の咎めを赦されました。それゆえ聖徒たちは、みな、あなたに祈ります」を思い起こしました。ローマ人への手紙2章16節は「私の福音によれば、神のさばきは、神がキリスト・イエスによって人々の隠れたことをさばかれる日に行われるのです。」と語っています。彼らたちが今日の聖句が「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」と語っている真実な神を知ることができますように、彼らに福音が届き、全生涯の罪を背負ってくださるイエス様を信じる信仰が与えられますように祈るとともに、ダビデが「幸いなことよ。そのそむきを赦され、罪をおおわれた人は。幸いなことよ。主が、咎をお認めにならない人、その霊にあざむきのない人は。」と語っているように、この世でもっとも幸いな者は、イエス様を信じる信仰が与えられ、全生涯の罪が取り除かれているだけでなく、この世の霊ではなく聖霊が与えられているキリスト者ではないでしょうか。すべての人は罪を犯しているのですから、イエス様は岡本社長はじめ全ての人に必要な方です。この恵みの福音が日本中に行き渡るように祈ろうではありませんか。