聖書箇所

私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。(ヨハネの手紙 第一5章19節—20節)

<関連聖句>

1.ヨハネの福音書1624173
2.エペソ人への手紙216
3.ヨハネの手紙 第一21825

<メッセージ>

箴言26章12節は「自分を知恵ある者と思っている人を見ただろう。彼よりも、愚かな者のほうが、まだ望みがある」と驚くべきことを語っています。律法による義についてならばだれからも非難されるところのない者として生きていた時のパウロは、教会を迫害していたのですが(ピリピ人への手紙3章5節—6節)、アナニヤが遣わされ、キリストを信じることによって聖霊が与えられ今日の聖句が「私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。(ヨハネの手紙 第一5章19節—20節)」と語っているように、真実な方を知る理解力が与えられ、「知者はどこにいるのですか。学者はどこにいるのですか。この世の議論家はどこにいるのですか。神は、この世の知恵を愚かなものにされたではありませんか。事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです。・・兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。しかし神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。また、この世の取るに足らない者や見下されている者を、神に選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。これは、神の御前でだれも誇らせないためです。しかしあなたがたは、神によってキリスト・イエスのうちにあるのです。キリストは、私たちにとって、神の知恵となり、また、義と聖めと、贖いとになられました。(コリント人への手紙 第一1章20節—21節及び26節—30節)」と語られました。神を知らない方々の心の目が開かれるように、世界中の放蕩息子、放蕩娘の信仰を主が回復してくださるように祈ろうではありませんか。