聖書箇所
人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。(箴言19章21節)
<関連聖句>
1.詩篇33篇9節―12節
2.イザヤ書14章24節―27節
3.イザヤ書43章10節―13節
<メッセージ>
今、大阪でG20がなされています。トランプ大統領が「アメリカ・ファースト」と言ったことがやり玉に挙げられ批判を受けましたが、実は、トランプ大統領のように「中国ファースト」と習近平主席は言いませんが、南シナ海に人工島を作り、そこを軍事拠点にしようと着々をし続けているように、トランプ大統領のように口には出さなくても各国の首脳は自国の利益を獲得するために、次の選挙に勝利するために、さまざまな戦略を立てて臨んでいるのではないでしょうか。個々人も心にいだく計画は、どのような結果を、また、どんな影響をもたらすかを知らずに立てていますが、近年、想定外、予想外の出来事が頻発している状況を考えると、どんなすばらしい計画であってもそれが考えている通り運ぶという保証はないのではないでしょうか。しかし、主はアダムとエバが罪を犯した途端に、人類を救うために御子イエス様をこの世にお遣わしくださることを預言されたのでした(創世記3章15節)。イエス様は、ご自分のことを麦にたとえられ「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば豊かな実を結びます。」と仰せられてから、「今私の心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時からわたしをお救いください』と言おうか。いや、このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。」と、ゲッセマネでも「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」と仰せられ、十字架の刑に服され預言されたとおり、救いの道を開かれたのでした。ですから、今日の聖句は「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」と主のご計画は確実に実行されることを語っています。そのことを心に留め、さまざまな問題や悩みも、私たちの信じている主は恵みとまことに満ちておられ方であり、私たちひとりひとりを背負い(イザヤ書46章3節―4節)ご計画に従って導いてくださる主が聖霊なる神として心に内住されていることを心に留め、すべてのことを主に委ねて生きようではありませんか。また、安倍昭恵さんはクリスチャンで森永製菓の創業者森永太一郎氏のお孫さんとのこと、安倍総理ご夫妻はじめ各国の首脳、特にクリスチャンを迫害している習近平主席に福音が届くように祈る続けようではありませんか。