御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。(詩篇9篇10節)
1.サムエル記第一17章32節ー50節
2.ルカの福音書10章17節ー20節
3. 使徒の働き4章1節ー31節
4.ピリピ人への手紙2章6節ー11節
イエス様から町や村に遣わされた七十人が喜んで「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」と報告されたように、パウロも主の御名の力と権威を語っています(ピリピ人への手紙2章6節ー11節)。イエス様は弟子たちに「あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。(ヨハネの福音書16章24節)」と仰せられました。死からよみがえられたイエス様にお会いし聖霊に満たされたペテロは生まれながら足のなえた方に「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って彼の手を取って立たせると、彼はいやされたのでした(使徒の働き3章1節ー9節)。足のなえていた人がいやされたの見た民にペテロが復活について語ったため、捕らえられ民の指導者、長老、学者、大祭司の一族が集う中で「あなたがたは何の権威によって、また、だれの名によってこんなことをしたのですか」と尋ねられたので、ペテロが「神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。・・・天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えらていないからです。」と弁明したのですが、彼らはペテロの弁明を受け入れず、かえってイエスの名によって語ったり教えたりしないようにペテロとヨハネをおどしたうえで釈放したのでした。ペテロとヨハネがどんな目にあったかを仲間たちに話すと、今日の聖句が「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。」と語っているように、心を一つにして「みことばを大胆に語らせてください。御手を伸ばしていやしを行わせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行わせてください。」と祈ると「主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。」と語っているようにその集まった場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語り出したのでした(使徒の働き4章1節ー31節)。私たちは主の御名で祈ります。その時、主の御名の持つ力と権威を思い起こして祈ろうではありませんか。
