主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。(歴代誌第一16章34節)
1.歴代誌第二20章1節ー26節
2.詩篇118篇1節ー4節
3. ヨハネの福音書1章14節ー17節
4.ローマ人への手紙7章19節ー8章3節
パウロは「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願いごとを神に知っていただきなさい。(ピリピ人への手紙4章6節)」と、不安を抱えながら祈ったり願ったりするのではなく、感謝をもってするように勧めているだけでなく、「すべてのことについて、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(テサロニケへの手紙第一5章18節)」とも語っています。興味深いことに大軍が攻めてくるのとを知ったヨシャパテは「私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこの夥しい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに目を注ぐのみです。」と申し上げると、主が「この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから、あす、彼らのところに攻め下れ。」と仰せられたので、ヨシャパテは賛美者を任命して武装した者たちのまえに出て行かせ、彼らが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美すると、主は伏兵を設けてユダに攻めて来た人々を襲わさせ、残党は同士討ちをして滅ぼし合い、結局ヨシャパテパテは戦わずして勝利が与えられたのでした。主は祈りをお聞きくださることを、恵みとまことに満ちておられ、最善をなされる方であることを心に据えて、恐れや心配を抱えながら祈ったり、願ったりするのではなく今日の聖句が「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と勧めているように、ヨシャパテのように、私たちの全生涯の罪に対する罰を支払ってくださった主に感謝すると共に、主の御業が現されるように、主を誉めたたえようではありませんか。
