私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどの力のあるものです。(コリント人への手紙第二10章3節)

1.ヨハネの福音書6章41節ー63節
2.コリント人への手紙第一1章18節ー25節
3.エペソ人への手紙6章10節ー17節
4.ペテロの手紙第二1章1節ー10節

主は御使いガブリエルを遣わされてダニエルに「恐るな。ダニエル。あなたが心を定めて悟ろうとし、あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ。私が来たのは、あなたのことばのためだ。ペルシャの国の君が二十一日間、私に向かって立っていたが、そこに第一の君のひとり、ミカエルが私を助けに来てくれたので、私は彼をペルシャの王たちのところに残しておき、終わりの日にあなたの民に起こることを悟らせるために来たのだ。なお、その日についての幻があるのだが。(ダニエル書10章12節ー14節)」と語ったように、パウロが「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。(エペソ人への手紙6章12節)」と語っているように、目に見えないサタンや悪霊たちとの戦いであるので、「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために神のすべての武具を身につけなさい。」と勧めるとともに具体的に語られている武具を見ると、全ての武具はキリスト・イエスに関わるものであるため、キリストを着ることを意味しているのではないでしょうか。(エペソ人への手紙6章14節ー17節)。ヤコブは「神に従いなさい。そして悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。(ヤコブの手紙4章7節)」と、ヨハネは「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。(ヨハネの手紙第一4章18節)」と語っています。ですから、パウロは「私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどの力のあるものです。」と語っているのではないでしょうか。サタンに騙されないように私たちの心には聖霊によって全き愛である神の愛が注がれていることを、サタンが恐れるほどの方が内住されていることを忘れないようにしようではありませんか。