いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これがイエス・キリストにあって神があなたがたに望んでおられることです。(テサロニケへの手紙第一5章16節ー18節)

1.ルカの福音書18章1節ー8節
2.ローマ人への手紙11章33節ー12章2節
3.ピリピ人への手紙4章4節ー7節
4.コロサイ人への手紙3章2節ー16節

キリスト者となり聖霊に満たされたパウロは「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これがイエス・キリストにあって神があなたがたに望んでおられることです。」と、神が願っているキリスト者の生き方について語っています。ところで、「いつも喜んでいなさい。すべての事について感謝しなさい」と言われても、喜べないことがありますし、感謝するよりも「どうして」というような思いで苦悩することがありますが、いつも喜び、すべての事について感謝することが可能になるのは、獄中にありながらも「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。・・・何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ人への手紙4章4節及び6節ー7節)」と語っているように、自分の考えや思い、自分の力でなく、「主にあって」、すなわち、十字架を忍ばれたイエス様の事を思うことが鍵ではないでしょうか(ヘブル人への手紙12章2節ー3節)。十字架で示された神の愛を、恵みによって救われていることをいつも喜び、死からよみがえらたイエス様が罪に定められないように日々祈っていてくださる事を忘れずに、さまざまな状況下においてつぶやいたり批判するよりも、主はすべての事を益としてくださる事を感謝するだけでなく、神が望んでおられるようにすべての事について感謝をもって祈るようにしようではありませんか。