目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。(コロサイ人への手紙4章2節)
1.エペソ人への手紙6章18節ー20節
2.ピリピ人への手紙4章6節ー7節
3.テサロニケへの手紙第一5章14節ー22節
4.ヨハネの手紙第一5章14節ー17節
パウロは「あなたがたは、今どのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13章11節)」と、語っていますが、伝承によればパウロは60年代後半に殉教の死を遂げたと言われていますから、それから1992年も経っているのですから、主の再臨が今はもっと近づいており、ペテロが「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。(ペテロの手紙第一4章7節)」と、語っているようにいつになるかはわかりませんが黙示録21章1節は今見ている天と地が消滅し新しい天と地が現れることを語っています。ところで、ペテロは心を整え身を慎んで祈ることを、パウロは「目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。」と勧めています。パウロは「この世と調子を合わせてはいけません。」と警告してから「いや、むしろ、神のみこころは何か、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。(ローマ人への手紙12章2節)」と勧めています。この世の人々のような生き方においても祈りをするいおいても、心をこの世に向けるのではなく、神の御心にかなった祈りをすることを心がけるように勧めているのではないでしょうか。しかも祈る時には感謝をもって祈るように勧めていますが、そのためには、目をさます、すなわち主がどのような方なのかを、恵みによって神から私たちに賜ったものが如何なるものかを熟考し、人々の救いのために、牧師先生はじめすべての聖徒のために祈り続けるようにしようではありませんか(エペソ人への手紙6章18節ー19節)。
