欲の深い人は争いを引き起こす。しかし主に拠り頼む人は豊かになる。(箴言28章25節)

1.ルカの福音書12章13節ー21節
2.テモテへの手紙第一6章2節ー 12節
3.ヤコブの手紙4章1節ー4節
4.ヨハネの手紙第一2章15節ー17節

今日の聖句は「欲の深い人は争いを引き起こす」と語っているのは、欲深い人は自分の利益しか考えず、欲に支配されてしまうからではないでしょうか。「先生。私と遺産を分けるように私の兄弟に話してください。」と言った人にイエス様は「いったいだれが、わたしをあなたがたの裁判官や調停者に任命したのですか。」と言われてから群衆に「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるからです。」と警告されてから、私たちの必要をよくご存知なだけでなく、必要を満たしてくださる神との関係が最も大切であることを話されたのでした(ルカの福音書12章13節ー31節)。イエス様は祈る時の心構えとして「天にいます私たちの父よ。御名が崇められますように。」と、まず神との関係を確認した上で「私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。」と祈るように勧めるとともに「わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。(ヨハネの福音書10章10節)」と仰せられたように、神は豊かさを禁じていないばかりか、今日の聖句が「主に拠り頼む人は豊かになる。」と語っているように豊かになることを望んでいるのです。パウロが「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。(エペソ人への手紙1章3節)」と語っているように、この世が与えることのできない豊かさが与えられていることを忘れずに主を誉めたたえて生きようではありませんか。