どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせてくださいますように。(テサロニケへの手紙第二3章5節)

1.ローマ人への手紙15章4節ー6節
2.ヘブル人への手紙12章2節ー11節
3.ヤコブの手紙 5章9節ー11節
4.ペテロの手紙第二3章3節ー9節

イエス様は「私たちはあなた神から来られたことを信じます。」と申し上げた弟子たちに「あなたがたは今、信じているのですか。見なさい。あなたがたが散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとり残す時が来ます。いや、すでに来ています。しかし、わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるからです。わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。(ヨハネの福音書16章30節ー31節)」と、弟子たちの弱さを話されるとともに励ましをも与えられたのでした。詩篇34篇19節も「正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。」と、正しい者、すなわちイエス様を信じて全生涯の罪が赦され神の義とされたキリスト者の悩みは多いけれども、主にはすべての悩みから救い出す力があることを語っています。ヘブル人への手紙12章3節が勧めているように、私たちの心が元気を失ったり、疲れたりしないために十字架を忍ばれ神の愛を示されたイエス様のことを考え、聖霊によって与えらている神の愛のうちを歩むことができるように、すべてのことを益としてくださる主の時があることを心に据えて我慢するのではなく、将来に対する希望をもって耐え忍んで生きるために「どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせてくださいますように。」と多くの苦しみにあったパウロが(コリント人への手紙第二11章23節ー28節)祈られたように、互いに祈ろうではありませんか。