どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平安をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。(ローマ人への手紙15章13節)
1.伝道者の書3章1節ー11節
2.ローマ人への手紙4章25節ー5章11節
3.テサロニケへの手紙第一1章1節ー7節
4.ペテロの手紙第一1章18節ー21節
人はさまざまな望みをもって生活していますが、それらの望みはこの世に属するものであるために、死を思うと、全ての望みは色あせてしまうだけでなく、死後に対する不安に呑まれしまうのではないでしょうか。パウロは「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平安をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」と私たちが信じている神は「喜びの神」と称しておられるのは、私たちの喜びの根源は神であり、ペテロが「あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。(ペテロの手紙第一1章21節)」と語っているように、信仰も希望も、そして喜びや平安も私たちの力や努力によって得られるものではなく、パウロがテモテに「「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊です。(テモテへの手紙第二1章7節)」と語っているように、聖霊の力によって与えられるものであることを心に据えて、どんな時にもどんな事も益としてくださる主を見上げ、心のうちを主に正直に申し上げて望みにあふれさせてくださる聖霊を悲しませないように、主を信頼して生きるようにしようではありませんか。