わたしは命じたではないか。強くあれ、雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。(ヨシュア記1章9節)

1.申命記1章19節ー33節
2.詩篇139篇1節ー16節
3. イザヤ書41章1節ー10節
4.ローマ人への手紙8章28節ー31節

主は神が約束された地に民を導き入れるためにモーセの後継者ヨシュアに「あなたが足の裏で踏む所はことごとく、わたしがモーセに約束したとおり、あなたがたに与えている。」と仰せられてから、主が与えようとしている地がどのような広さであるのかを語るとともに「あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」と約束されたのですが、それでもヨシュアは恐れの中にいたからでしょうか、主は「強く雄々しくあれ」「ただ強く、雄々しくあって」と二度励まされたのですが、それでもヨシュアは恐れの中にいたのでしょう。ですから、三度目には「わたしは命じたではないか。強くあれ、雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」と命令されたのでした(ヨシュア記1章1節ー9節)。主は昇天されてから助け主である聖霊様をキリスト者に与えてくださっています。恐れや思い煩いが襲って来た時、どんな状況下にあっても、どこにいてもこの世のうちにいる者よりも強いお方であり(ヨハネの手紙第一4章4節)、すべてのことを益としてくださる主が聖霊なる神として私たちの心に内住されておられることを忘れずに主からの平安をいただいて生きようではありませんか。