何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ人への手紙4章6節ー7節)
1.詩篇62篇5節ー8節
2.マタイの福音書6章27節ー34節
3.ローマ人への手紙8章28節ー39節
4.ペテロの手紙第一5章7節ー11節
箴言27章1節が「あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。」と語っているように、人は神と違っていつどんなことが起こるのかわからないため、いろいろ思案する中で不安な思いに支配され、恐れや思い煩いで心がいっぱいになってしまうことがあるのではないでしょうか。パウロもキリスト者が思い煩うことをご存知で、「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」と、キリスト者が祈る時に心がけるべきことを語っています。思い煩えば思い煩うほど、神が見えなくなり、恐れや心配が増えるだけで心が萎えてしまうのではないでしょうか。どんなに心配しても思い煩ってもそれ自体が解決を与えることはできないことを、神はキリスト者のためにはどんなこともやがて益としてくださることをことを忘れずに、感謝をもって心のうちを正直に主に申し上げ、この世が与えることのできない平安を主からいただこうではありませんか。