あなたの義は、永遠の義、あなたのみおしえは、まことです。(詩篇119篇142節)

1.詩篇19篇7節ー11節
2.マタイの福音書6章27節ー33節
3.ローマ人への手紙3章19節ー30節
4.ピリピ人への手紙3章2節ー9節 

イエス様は「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。」と仰せられてから「まことに、あなたがたに告げます。もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に、入れません。」と仰せられました(マタイの福音書5章17節及び20節)。パウロはパリサイ人として生きていた時には律法による自分の義に生き、自分の考えでナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきと考え、祭司長たちから与えられた権限をもって多くの聖徒たちを迫害していたのですが、イエス様から声をかけられ、律法による自分の義ではなく、イエス・キリストを信じる信仰によって与えられる神の義を知る者となられ、律法を行うことによっては、だれひとり神の前に義と認められないどころか、かえって罪の意識が生じるだけであることを語るとともに、「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。」と語っています(ローマ人への手紙3章20節及び23節)。今日の聖句「あなたの義は、永遠の義、あなたのみおしえは、まことです。」を心に据えてイエス様を信じているがゆえに、永遠に義人とされていることを感謝して生きようではありませんか。