あなたを贖う主、イスラエルの聖なる方はこう仰せられる。「わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く。」(イザヤ書48章17節)

1.詩篇23篇1節ー3節
2.ヨシュア記1章1節―9節
3.ヨハネの福音書10章1節ー16節
4.テモテへの手紙 第一4章7節ー11節

パウロは第三の天にまで引き上げられ人間には語ることを許されていない、口に出すことのできないことばを聞くような体験をしたため、高ぶらなことのないように肉体に一つのとげが与えられたことを語るとともに、それを去らせてくださるように三度主に祈りましたが、主は「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたがゆえに、「私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」と語っていますが、そこにはパウロも弱さを覚えることが多々あったことを見ることができるとともに、主を信頼している姿も見ることができるのではないでしょうか。今日の聖句「わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く。」は、真実な方であり、聖なる神である主の約束です。思わぬ問題に遭遇すると苦悩し、主につぶやいてしまいますが、恵みとまことを実現してくださったイエス様は「人はどんな罪も冒涜も赦していただけます。」と仰せられました。感情に支配されると祈っていても恐れや思い煩いに悩まされますが、今日のみことばをしっかりに握って「益になることを教え、歩むべき道に導いてくださる主よ。あなたを信頼する信仰や力をお与えてください。」と祈ろうではありませんか。