キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。(コロサイ人への手紙3章15節)

1.イザヤ書8章19節ー9章7節
2.ローマ人への手紙4章25節ー5章1節
3.エペソ人への手紙2章10節ー19節
4. ピリピ人への手紙4章6節ー7節

パウロは「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。」と勧めてから、その理由として「そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。」と語ってから、「また、感謝の心を持つ人になりなさい。」と勧めています。かつてキリスト者を迫害していたパウロは真理を知る者となられ「キリストの平和」と語っているのは、神と人との関係に、人間関係に平和をもたらすことができたのは「『自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する人のために祈りなさい(マタイの福音書5章43節ー 44節)」と仰られたように十字架にかけられながら、十字架の死で全てが無に帰するのではなく、死からよみがえる、という聖書の預言を知っておられたがゆえに「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」ととりなして祈られ、弟子たちに仰せられたことを実践されたイエス様しか与えることができないものだからではないでしょうか。パウロが勧めているように心と思いが守られるように、神との平和が与えられていることを感謝しながら祈りと願いを捧げようではありませんか(ピリピ人への手紙4章6節)。