私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。(ペテロの手紙第一1章3節)

1.ヨハネの福音書3章1節ー18節
2.ヨハネの福音書5章19節ー24節
3.ローマ人への手紙4章25節ー5章5節
4.ローマ人への手紙8章18節ー24節 

ペテロは今日の聖句の前句1節ー2節において「イエス・キリストの使徒ペテロから、ポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ピテニヤに散って寄留している、選ばれた人々、すなわち、父なる神の予知に従い、御霊の聖めによって、イエス・キリストに従うように、またその血の注ぎかけを受けるように選ばれた人々へ。どうか、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。」と、ローマ皇帝ネロのキリス者に対する迫害が激しかったために各地に離散したキリスト者が、堅く信仰に立ってほしいために神に選ばれた存在であること、御霊が与えられていることを語って励まされてから、「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。」と、まず何よりも神を誉めたたえられるように勧めていますが、その理由として神は私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださったからであり、その望みは死によって消滅してしまうようなものではないことをイエス様が死からよみがえられたことによって現実に起こるものであることを証明されたことによるのではないでしょうか。死がもたらさえる原因は、自然災害や人災などさまざまであり、突然もたらされることもありますが、どのような状態で死を迎えても、人には永遠が与えらているので、人の存在は死によって消滅してしまうのではなく、キリスト者はイエス様と同じように栄光の姿に変えられ、死もなく、悲しみ、叫び、苦しみのない天国で永遠に神と共にいき続ける将来が保証されていることを喜ぼうではありませんか。