小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。(ルカの福音書12章32節)
1.士師記6章1節ー16節及び7章2節ー22節
2.サムエル記第一14章1 節ー23節
3.マタイの福音書6章19節ー34節
4. マルコの福音書4章26節ー32節
主はイスラエルの民に「主はあなたがたを恋い慕って、あなたがたを選ばれたのは、あなたがたがどの民よりも数が多かったからではない、事実、あなたがたは、すべての国々のうちで最も数が少なかった。(申命記7章7節)」と、イエス様も徹夜祈祷をされてから夜明けになって、弟子たちを呼び寄られ、その中から十二人を選ばれ使徒と名づけられ、ペテロとヤコブとヨハネの三人だけ連れて山に登られたのでした。イエス様は神の国はからし種のようなもので、地に蒔かれるときには、地に蒔かれる種の中で、一番小さいのですが、それが蒔かれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作るほどになります、と仰せられたのでした。確かに最初は十二人でしたが、今日の聖句が「小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」と語っているように、この世の霊ではなく御霊に満たされたペテロが大胆に御国の福音を語ったので、3000人が救われ、今や世界中に教会があります。御国は光であり、愛と恵みとまことに満ちておられ、この世が与えることのできない平安を与えることができる神が主権者で、悪の力が勝利することはありません。人は数に目を止めてしまいがちですが、神はご自分の栄光を現すために、主はマナセのうちで最も弱い分団で、しかも一番若いギデオンを選ばれ、ミデヤン人との戦いにおいても民の数を300人まで減らされたのでした。さまざまなことで悩んだり思い煩ったり、恐れそののくような弱さがあっても、御国の民とされていることを忘れずに主を信頼して生きようではありませんか。