みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。(箴言16章20節)

1.詩篇119篇1節ー11節
2.使徒の働き20章17節ー32節
3.ヤコブの手紙1章12節-21節
4.ペテロの手紙第一 1章22節ー2章9節

パリサイ人や律法学者たちが、主の弟子たちが手を洗わずにパンを食べたことを非難したことに対してイエス様は「口から出るものは、心から出て来ます。それは人を汚します。悪い考え、殺人、姦淫、不品行、盗み、偽証、ののしりは心から出てくるからです。これらは人を汚すものです。しかし、洗わない手で食べることは人を汚しません。」と心とことばの関係を語っています。ところで、エレミヤ書17章9節は「人の心は何よりも陰険で、それは直らない。」と、ダビデが口では祝福し、心では呪うようなことを人はしてしまう(詩篇62篇4節)、という人間の弱さを語っています。パリサイ人や律法学者たちは口ではイエス様を敬うようなことを言いましたが、何度もイエス様にわなを仕掛けたのですが、その都度、人が驚くような知恵をもって(マタイの福音書22章15節ー22節)、恵みのことばをもって(ヨハネの福音書8章1節ー12節)答えられ彼らのわなに陥ることはありませんでした。ソロモンは人の語ることばにいちいち心を留めてはならない。(伝道者の書7章21節)。」と語っています。なぜならことばで失敗しない人はいないからではないでしょうか(ヤコブの手紙3章2節)。人は幸いな人生を望んでいるのではないでしょうか。世の価値観や生き方に心を向けるのではなく幸いな人生を歩むための秘訣を語っている今日の聖句「みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。」を心に据えて恵みのみことばをしっかりと握り(使徒の働き20章32節)、どんな時にも恵みとまことに満ちておられる主を信頼して生きようではありませんか(詩篇62篇8節)。