罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)
1.エゼキエル書18章19節ー32節
2.ヨハネの福音書3章1節ー17節
3.コリント人への手紙第一15章12節ー22節
4.エペソ人への手紙2章1節ー10節
アダムは主から警告を受けていたの、妻であるエバの声に聞き従って善悪の知識の木から取って食べたことによって人類に死が臨むようになったのですが、聖書をよく読むと「死」には「肉体の死」「霊的な死(心が死んでいる状態)」「永遠の死(地獄で永遠に生き続ける)」の三つの要素があることがわかります。イエス様は生きている人に向かって「死人」と言われましたし、パウロは生きているエペソの聖徒たちにキリスト者になる前は自分の罪過と罪の中で死んでいた、と書いていますが、それは霊的な死と永遠の死を意味しているのではないでしょうか。キリスト者も肉体の死から逃れることはできませんが、今日の聖句が「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っているように、イエス様が死からよみがえられたことによってイエス様を信じた者の全生涯の罪や過ちは完全に取り除かれるために、死後、神に罪を裁かれて永遠の死(地獄)に追いやられることがなく「永遠のいのち」が与えられていますし、聖霊によって新しく生まれさせていただき、十字架で流されたイエス様の血の注ぎを心に受けて邪悪な良心がきよめられているために(ヘブル人への手紙10章22節)「霊的な死」からも完全に救われているのです。このところ水難事故が多発していることが報道されています。関西でWOGA集会をしてテレビのない教会に宿泊していたので、知らなかったのですが、先日、知人から出雲で子供さんを救うために父親が海に入られ、子どもさんたちは助かったけれども父親が亡くなられたというニュースが流れたこと、アメリカ在住のお姉様から、ニコラ・ペーターソン氏が撮影したそのご家族と建設中の建物の写真が、その知人からLineで送られてきました。インターネットで見ましたら翻訳業稲垣裕久さん(奥様はアメリカ人で7人のお子さんがおられます)とありましたが、実は宣教師の方で、会堂を建てておられる最中でした。二人の子どもさんが助かった過程を知ったら、と思わされました。助かった二人の子さんはじめ、ご家族のために、経済的な祝福をもお祈りするとともに、福音宣教の働きが進みますように祈りましょう。