主の前では、どんな知恵も英知もはかりごとも、役に立たない。(箴言21章30節)

1.マタイの福音書22章15節ー40節
2.ヨハネの福音書8章1節ー12節
3.コリント人への手紙第一2章1節ー14節
4.コリント人への手紙第一3章18節ー21節

コリント人への手紙第一1章26節に「キリストは神の力、神の知恵なのです。」とあります。パリサイ人や律法学はイエス様をことばのわなにかけようと、「税金をカイザルに納めることは、律法にかなっていることでしょうか。かなっていないことでしょうか。」と質問すると、イエス様は「偽善者たち。なぜ、わたしをためすのですか。」と仰られてから「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」と答えたので、人々は驚嘆したのでした。人は人工知能を持ったAIを開発して人間の知恵を誇っていますが、不思議なことにその人間を創造され、必要なものをすべて与えてくださる創造者なる神を(ローマ人への手紙8章32節)、十字架の死をもって罪や死の恐怖から解放してくださり復活をもって生ける希望を(ペテロの手紙第一1章3節)、永遠のいのちを与えてくださり、死後を保証されているイエス様を認めないで自分たちの考えで神々を造りそれを拝むことが敬虔と考えて満足しているのではないでしょうか。今日の聖句が「今日の聖句は「主の前では、どんな知恵も英知もはかりごとも、役に立たない。」と語っているように、人はこの世を去るまで罪を積み上げながら生きていますので、主の前ではだれも自分を誇ることはできないのではないでしょうか。神の知恵である恵のみことばで生きるようにしようではありませんか。