主に感謝することは良いことです。いと高き方よ。あなたの御名にほめ歌を歌うことは。(詩篇92篇1節)
1.詩篇100篇1節ー5節
2.ピリピ人への手紙4章6節ー7節
3. コロサイ人への手紙3章15節ー17節
4.テサロニケへの手紙 第一5章15節ー21節
パウロは「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と語ってから「私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりひとりに言います。だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。いや、むしろ、神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。」と勧めていることばに心を一新するための秘訣を語っています(ローマ人への手紙12章2節ー3節)。ところで、今日の聖句は「主に感謝することは良いことです。いと高き方よ。あなたの御名にほめ歌を歌うことは。」と、「良いこと」とは主に感謝することと主を賛美することであり、それを実践するために、パウロは、神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなって偶像崇拝をしている世の人々(ローマ人への手紙1章21節ー23節)と同調しないようにするとともに、高ぶらないように勧めています。イスラエルの民は恐れや自分の肉の思いに支配されると主に感謝 することを忘れ、かえってつぶやいて不信の罪を犯したのでした。詩篇100篇4節も「感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に入れ。主に感謝し、御名を誉めたたえよ」と神のご臨在される幕屋に入るために心がけるべきことを語っています。心と思いが守られるために、どんな時にも十字架の恵みを、主は私たちの間違えさえも益としてしてくださることを忘れずに、主に感謝し、主をほめたたえるようにしようではありませんか。
