あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。(コロサイ人への手紙3章2節)

1.ヨブ記16章19節ー21節
2.ローマ人への手紙8章28節ー34節
3.エペソ人への手紙1章3節ー6節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー4節

「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」と喜んで帰ってきた七十人に、イエス様は「わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。確かに、わたしは、あなたがたに蛇さそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。(ルカの福音書10章17節ー20節)」と、十二弟子たちに「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。(ヨハネの福音書16章23節)」と仰せられました。パウロは弱さを覚えるテモテに「私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。」と励ましてから「私の福音の言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。」と(テモテへの手紙第二1章6節ー7節及び2章8節)、同じようにコロサイの聖徒たちに「あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。」と勧めています。パウロは、キリスト者は天にあるすべての霊的祝福をもって祝福されている者であり(エペソ人への手紙1章3節)、罪に定められないように神の右に座しておられるイエス様がとりなしていてくださることを語っています(ローマ人への手紙8章34節)。天に資産が蓄えられていること、永遠のいのちが与えられていることを忘れずに、天に座しておられ、すべてのことを益としてくださる。恵みとまことに満ちておられる主を見上げて生きようではありませんか。