あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。(箴言27章1節)

1.エレミヤ書9章23節ー24節
2.マタイの福音書6章27節ー34節
3.ルカの福音書12章13節ー21節
4.ヤコブの手紙4章13節ー16節

人はとかく、疲れると「明日のために早く寝よう」とか、仕事をやり残したりすると「明日は頑張ろう」とか言いがちですが、その一方で、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、日本は銃社会ではないのに、発砲事件が起きたり、岐阜の陸上自衛隊の日野基地本射撃場で自動小銃によって指導員を含む隊員三人が死傷する事件や逆走によるによる自動車事故や詐欺が横行するなど様々な犯罪が毎日報道され、明日はどうなるかな、と不安を覚えるようなことがあるのではないでしょうか。ところで、今日の聖句は「あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。」と、明日に生きるよリも今を生きることを勧めているのではないでしょうか。ところで、人は過去を誇ったり様々なことを誇りますが、エレミヤ書9章23節ー24節に「主はこう仰られる。『知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ、悟りを得て、わたしを知っていることを。」と、主を知っていることを誇るように主は勧めていますし、イエス様は明日のことを心配するよりも神の国とその義を求めて生きるように勧めています。恵みとまことに満ちておられ、今日もとりなしていてくださり、明日もとこしえまでいつも共にいてくださる主を誇り、主を誉めたたえましょう。