この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。(ローマ人への手紙12章2節)

1.サムエル記第一15章1節―23節
2.箴言3章3節―8節
3.テモテへの手紙第一2章1節―6節
4.テサロニケへの手紙第一5章15節―18節

パウロは「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と、世と調子を合わせないで神のみこころを知って生きるための秘訣は、心の一新によって自分を変えることにある、と語っています。自分を変える秘訣を箴言3章5節―6節の「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」という聖句に見ることができるのではないでしょうか。パウロは神の願いはすべての人が救われることであり、キリスト者がすべての人のために、王や高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝をささげることは神の御前において良いことであり、喜ばれることであることを語っています(テモテへの手紙第一2章1節及び3節)。更に「神のみこころのことは神の御霊のほかにはだれもしりません。(コリント人への手紙第一2章11節)と、そして「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させることはありません。(ガラテヤ人への手紙5章16節)」と勧めていますが、「聖書はすべて、神の霊感によりもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。(テモテへの手紙第二3章16節)」と語っているように御霊によって歩むということは、みことばに生きることであることがわかります。神のみこころを知って生きるために日々聖書に親しみ、祈りを怠らず、この世の価値観に惑わされることなく、自分の考えよりも神の視点から物事を見るようにしようではありませんか。