私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。(エペソ人への手紙1章3節)
1.マタイの福音書6章7節―9節
2.ローマ人への手紙6章17節―23節
3.ガラテヤ人への手紙3章6節―14節
4.ペテロの手紙第一1章3節−4節
イエスがキリストであることを、キリストを信じる信仰によって神から与えられる神の義を知ったパウロはまず「神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから」と自分が使徒とされたのは自分の意思ではなく神の選びによるものでることを語ってから「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」と、神をほめたたえるように勧めるとともに、その理由として神から天にあるすべての霊的祝福もってキリスト者は祝福されていることを語るとともに、その祝福を受けるためにはキリストの関係が不可欠であることをも語っています。ところで、この世が与えることができる祝福もありますが、この世の祝福は永遠のものではなく、ロシアがウクライナに侵攻したために町々が破壊され一瞬のうちに戦場化し失われてしまったように保証のないものですが、神が与えてくださっている祝福は目には見えませんが天からのもので、すでにその祝福の中で生かされていることをパウロは語っています。パウロはキリスト者はのろいから贖い出された者であり「アブラハムの祝福が、キリスト・イエスによって異邦人に及ぶためであり、その結果、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためなのです。」と御霊が与えられていること自体がすでに祝福されている証拠であることを語っています(ガラテヤ人への手紙3章13節―14節)。キリスト者には聖霊が与えられいること、永遠に祝福されている存在であることを忘れずに、互いに励まし合いながら私たちの父である神を誉めたたえて生きようではありませんか