あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。(詩篇16篇11節)
1.イザヤ書35章8節―10節
2.ヨハネの福音書14章1節―6節
3.使徒の働き2章22節―40節
4.ローマ人への手紙6章19節−20節
箴言16章25節が「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。」と語っています。一方、今日の聖句は「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」と対照的なことを語っています。そのことから人は死の道を歩んでいるか、いのちの道を歩んでいるかのどちらかしかないことがわかります。パウロは「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)」と、死の道から解放される道はキリスト・イエスを信じる以外に道がないことを語っています。イエス様は「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(ヨハネの福音書14章6節)」と仰せられました。キリスト者には死によって消滅してしまうような国籍ではなく、決して滅びることのない永遠の国の国籍が与えられており、真の故郷である天の御国を目指してこの世を旅していることを心に据え、いのちの道であり、信仰の創始者であり完成者である主が日々私たちの重荷だけでなく私たちを背負っていてくださることを忘れずに、救われていることを喜ぶとともに、父なる神の右に座して日々とりなしていてくださるイエス様にやがてお会いできることを楽しみにしながらいのちの道を旅しようではありませんか。