光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(ヨハネの福音書1章5節)
1.ヨハネの福音書3章16節―21節
2.ローマ人への手紙8章27節―39節
3.エペソ人への手紙6章10節―18節
先日のウクライナ大統領のゼレンスキー氏が演説の中で、プーチン氏がゼレンスキー氏のことをヒットラー呼ばわりしていることに対し、ご自身がユダヤ人であること、「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」と話されたことを聞きながら、サタン(悪魔)が被造物の立場をわきまえず、高ぶって自分を神と同等に置こうとしために天から地上に落とされて以来、悪魔は人を欺いて罪を犯させ、自分の支配下において神と神の民であるユダヤ人やキリスト者に敵するように働き続けている現状があることを思います。パウロはイエス様から与えられた使命について「彼ら(ユダヤ人と異邦人、すなわちすべての人)の目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。(使徒の働き26章16節―18節)」と、また、「あなたがたは自分の罪禍と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。(エペソ人への手紙2章1節―3節)」と語ってから、そのような状態から抜け出る道は、今日の聖句が「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」と語っているように、イエス様は光であり、悪魔はやみですから、キリスト以外にないことを語っています。どんなやみでも光が臨めばやみはなくなります。光であるイエス様が聖霊なる神として内住してくださっていることを感謝するとともに、いつわりをもって兵を遣わしたプーチン氏の心に光が差してくださり、いつわり者の父であるサタンの働きから解放されるように祈ろうではありませんか。
