「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」主に贖われた者はこのように言え。(詩篇107篇1節―2節)
1.詩篇23篇1節ー6節
2.詩篇118篇1節―4節
3.詩篇136篇1節―26節
4.哀歌3章22節ー32節
歴代誌第二5章1節ー14節に、ソロモンは神殿が完成したとき、ダビデの町シオンから主の契約の箱を運び、至聖所に運び入れ、祭司たちが聖所から出て来たとき、―列席したすべての祭司が各組の務めの順序にかかわらず身を聖別した。また、歌うたいであるレビ人全員も、すなわち、アサフもへマンもエドトンも彼らの子らも彼らの兄弟たちも、白亜麻布を身にまとい、シンバル、十弦の琴および立琴を手にして、祭壇の東側に立ち、百二十人の祭司たちも彼らとともにいて、ラッパを吹き鳴らしていたーラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」と主を賛美したとき、主の宮が雲で満ち、主の栄光が宮に満ちたために祭司たちは立って仕えることができなかったことが書かれています。大軍が攻めてくることを知らされたヨシャパテは恐れましたが、彼がしたことは、ただひたすら主に求めて全国に断食を布告すると、ユダのすべての町々から集まって来た人々も主の助けを求めたのでした。ヨシャパテが「私たちに、向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と申し上げると、主は預言者を通して「しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。」と仰せられたのでした。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」と賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けられただけでなく、残党は同士討ちをして滅ぼし合うように働かれて大勝利を与えられたのでした。恐れが襲ってきて心の平安を失うようなとき、今日の聖句が「『主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。』主に贖われた者はこのように言え。」と勧めているように、十字架によって恵みとまことを実現してくださった主に感謝をささげるとともに、主の助けを、また、聖霊の宮とされている私たちの心に主の栄光が注がれるように、主はまことにいつくしみ深く、恵みはとこしえまで、と告白して主を誉めたたえようではありませんか。