まことに主は大いなる方、大いに賛美される方。すべての神々にまさって恐れられる方だ。(歴代誌 第一16章25節)
1.サムエル記第一5章1節―12節
2.詩篇100編1節―5節
3.イザヤ書46章1節―11節
4.ヨハネの手紙第一5章19節―21節
イスラエルの王になったアハブはシドン人の王でアシュタロテ女神の祭司でもあったエテバアルの娘で四百五十人のバアルの預言者と四百人のアシュラの預言者を養っていたイザベルを妻に迎え、みずからもバアルに仕えアシュラ像をも造って偶像崇拝をしたために、エリヤが民に「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え」と問いかけても民は一言も答えなかったので、彼が「私ひとりが主の預言者として残っている。しかし、バアルの預言者は四百五十人だ。彼らは、私たちのために、二頭の雄牛を用意せよ。彼らは、私たちのために、二頭の雄牛を用意せよ。彼らは自分たちで一頭の雄牛を選び、それを切り裂き、たきぎの上に載せよ。彼らは火をつけてはならない。私は、もう一頭の雄牛を同じようにして、たきぎの上に載せ、火をつけないでおく。あなたがたは自分たちの神の名を呼べ。私は主の名を呼ぼう。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。」と提案すると民は「それがよ」と言って同意したのでした。バアルの預言者たちは彼らの神の名を呼んだだけでなくならわしに従って剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけて呼ばわっても何も起こらなかったのですが、エリヤが「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルにおいて神であり、私があなたのしもべであり、あなたのみことばによって私がこれらすべての事を行ったということが、きょう、明らかになりますように。私に答えてください。主よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」と申し上げると、主の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、みぞの水もなめ尽くしたのを見て、民はみなひれ伏して「主こそ神です。主こそ神です。」と言ったのでした(列王記第一18章19節―39節)。この世にはさまざまな宗教が蔓延していますが、今日の聖句が「まことに主は大いなる方、大いに賛美される方。すべての神々にまさって恐れられる方だ。」と語っているように、人を創造されただけでなく、罪や死、悪魔の支配から救うために御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになり、人の力や賢さ、宗教が与えることのできない救いの道を開いてくださった主をどんな時にも忘れずに、主をほめたたえようではありませんか。