あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。わたしは、彼らのため、わたし自身を聖め別します。彼ら自身も真理によって聖め別たれるためです。わたしは、ただこの人々のためではなく、彼らのことばによってわたしを信じる人々のためにもお願いします。(ヨハネの福音書17章18節―20節)
1.使徒の働き1章3節―8節
2.コリント人への手紙 第二5章17節―21節
3.ガラテヤ人への手紙1章1節
4.ペテロの手紙 第一 2章4節―9節
イエス様は昇天される前に「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。さあ、わたしは父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。(ルカの福音書24章46節―49節)」と、弟子たちの使命について、その使命を果たすために聖霊に力が必要であることを話されました。今日の聖句「あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。わたしは、彼らのため、わたし自身を聖め別します。彼ら自身も真理によって聖め別たれるためです。わたしは、ただこの人々のためではなく、彼らのことばによってわたしを信じる人々のためにもお願いします。」は、すべてのキリスト者はイエス様によってこの世に遣わされている立場にあり、真理によってーみことばによって(ヨハネの福音書17章17節)ー聖別される必要があることを語っています。パウロは世と調子を合わせないように(ローマ人への手紙12章2節)、ヨハネは「世をも、世にあるものをも愛してはなりません。(ヨハネの手紙第一2章15節)」と、ヤコブは「貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。(ヤコブの手紙4章4節)」と、キリスト者が注意すべき世との関わりについてキリスト者が注意すべき点を語っています。福音書の弟子たちはイスラエルの民に遣わされましたが、だれが一番偉いかなどと議論をし、彼らの価値観は世の人々と変わらなかったのですが、真理の御霊である聖霊(ヨハネの福音書16章13節)が下ってからの弟子たちの価値観は変えられ、キリストの証人となったのでした。キリスト者は世と世の汚れから贖い出されていることを自覚し、真理のみことばに生き、キリトの大使として御国の福音をお分ちできるように主に助けていただこうではありませんか。