わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らの心から石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。それは、彼らがわたしのおきてに従って歩み、わたしの定めを守り行うためである。こうして彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる(エゼキエル書11章19節―20節)

1.ローマ人への手紙8章3節ー7節
2.コリンと人への手紙 第二5章17節ー18節
3.エペソ人への手紙1章3節ー14節
4.ガラテヤ人への手紙5章16節―24節

今日の聖句は「わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らの心から石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。それは、彼らがわたしのおきてに従って歩み、わたしの定めを守り行うためである。こうして彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる」と、心が変えられるのは神が与えてくださる霊、すなわち御霊の働きであり、主のおきてや定め、すなわち、みことばを守り行うことを可能にするのも御霊の働きであることを語っています。ユダイヤ人の指導者でイエス様を訪ねてきたニコデモに「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。(ヨハネの福音書3章5節―6節)」と、御霊によって新しく生まれる必要があることを語りましたが、それを可能とするのは助け主である御霊を遣わしてくださるイエス様がとの関係が不可欠であることをイエス様は語られました(ヨハネの福音書16章7 節)。ですから、主を信じているすべてのキリスト者には神の霊である聖霊が与えられているのですから、みことばに生きることができるはずなのですが、パウロは「肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。(ローマ人への手紙8章7節)」とみことばを知っていても、みことばに生きることを妨げる働きをするのは肉の思いであることを語っています。肉の思いで失敗し自責の念にかられて落ち込んでいるとき、言いようもない深いうめきをもってとりなしておられる御霊は、恵の座に導いてくださり、私たちの心よりも大きく、何もかもご存知でとりなしていてくださる主がおられること、そのために十字架の恵みがあることを思い起こさせてくださり、恵のみことばに生きることができるように新しい力を注いでくださるのではないでしょうか。信仰の完成者であり御霊をお遣わしくださったイエス様に感謝して生活しようではありませんか。