私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも、水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。(コリント人への手紙 第一 3章6節―7節)
1.エペソ人への手紙4章1節―16節
2.ヘブル人への手紙12章2節―11節
3.ペテロの手紙 第一5章7節―11節
パウロはコリントの教会に「私は、キリスト・イエスによってあなたがたに与えられた神の恵みのゆえに、あなたがたのことをいつも神に感謝しています。というのは、あなたがたは、ことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされたからです。それはキリストについてのあかしが、あなたがたの中で確かになったからで、その結果、あなたがたはどんな賜物にも欠けるところがなく、また、熱心に私たちの主イエス・キリストの現れを待っています。」と、模範的なキリスト者の姿を語るとともに、「主も、あなたがたを、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところのない者として、最後まで堅く保ってくださいます。」と主の働きについて語っています(コリント人への手紙 第一1章4節―8節)が、教会の中の問題を「ある人が、『私はパウロにつく』と言えば、別の人は、「私はアポロに」と言う。そういうことでは、あなたがたはただの人たちではありませんか。」と指摘するとともに「アポロとは何でしょう。パウロとは何でしょう。あなたがたが信仰に入るために用いられたしもべであって、主がおのおのに授けたとおりのことをしたのです。私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも、水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。」と、何が大切なのかを心に留めるように語ったのです。パウロは「兄弟たちよ。あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人々を認めなさい。その務めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お互いの間に平和を保ちなさい。(テサロニケへの手紙 第一5章12節―13節)」と語っているように教職者を尊敬することは大切ですが、今日の聖句「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも、水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。」を心に留め、働き人を神の存在と同一視しないように心がけ、信仰がなくならないように祈っていてくださるだけでなく、信仰を完成させてくださるイエスさまのことを考えて生きようではありませんか。