聖書箇所

にわかに起こる恐怖におびえるな。悪者どもが襲いかかってもおびえるな。主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守ってくださるからだ。(箴言3章25節―26節)

<関連聖句>

1.詩篇911節―13
2.詩篇1211節―8
3.ペテロの手紙 第一  1章5節ー7節
4.ユダの手紙17節―25

<メッセージ>

イザヤ書43章1節―5節が「あなたを作り出した方、主はこう仰せられる。イスラエルよ。あなたを形造った方、主はこう仰せられる。『恐れるな。わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。わたしが、あなたの神、主、イスラエルの聖なる者、あなたの救い主であるからだ。わたしは、エジプトをあなたの身代金とし、クシュとセパをあなたの代わりとする。わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。』」と語っているように、エジプト軍が迫ってくると紅海の海水を二つに分けられイスラエルの民を対岸に渡り終えると、水を元に戻してエジプト軍を一人残らず溺死させ、水が岸いっぱいになっているヨルダン川を渡る時にも川をせきとめられて押し流されないようにし、かわいた地を渡らせてくださり、ネブカネデザル王が造った金の像を拝まなかったためにダニエルと同僚の二人が火の燃える炉の中に投げ込まれても、神は御使を遣わされたので御使とともに4人で火の中を歩いても頭の毛も焼かれず、上着も燃えず何の害も受けないことにネブカネデザル王は驚き、イスラエルの神こそ救いをもたらす神であることを認めたのでした。旧約聖書に神が神の民をどのように守り導かれたかを見ることができます(ダニエル書3章1節―29節)。キリスト者は神の御力によって守られていますが、世の人々と同じような試練に会いますが(コリント人への手紙 第一10章13節)、今日の聖句「にわかに起こる恐怖におびえるな。悪者どもが襲いかかってもおびえるな。主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守ってくださるからだ。」を心に蓄え、足、すなわち私たちの歩みを導き守ってくださる主を信頼して生きようではありませんか。