怒っても罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。(エペソ人への手紙4章26節―27節)
1.マタイの福音書6章5節―13節
2.マタイの福音書16章15節―23節
3.コリント人への手紙第二2章2章10節―11節
4.エペソ人への手紙6章10節―20節
律法の専門家から「律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」と尋ねられたイエス様は「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くし、あなたの神である主を愛せよ。』これが大切な第一の戒めです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じように大切です。律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」と、まず人間関係よりも第一に留意すべきことは神との関係であることを話されたのでした。エルサレムで多くの苦しみを受け、殺されるけれども三日目によみがえらなければならないことを話されたイエス様を引き寄せて、ペテロが「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずはありません。」と申し上げると、イエス様は振り向いて「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」と仰せられたように、悪魔の働きは、神のことばに不信感を与え、第一の戒めよりも第二の戒めである人間関係にのみ心を向けさせるものであることがわかります。ですから、パウロは「怒っても罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。」と警告しているのではないでしょうか。悪魔の策略に勝利するために神のすべての武具をつけることを奨励していますが、その武具(エペソ人への手紙6章14節―17節)を見てみるとキリストを着ることであることがわかります。ですからパウロは悪魔に機会を与えない秘訣を「神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦しあいなさい。(エペソ人への手紙4章32節)」と語っているのではないでしょうか。十字架の恵みを忘れないで生きるように心がけようではありませんか。