私たちの助けは、天地を造られた主の御名にある。(詩篇124篇8節)
1.ルカの福音書10章17節-20節
2.ヨハネの福音書16章24節ー27節
3.ピリピ人への手紙2章6節ー11節
4.ヘブル人への手紙1章1節ー12節
サウロとも呼ばれていたパウロはナザ レ人イエスの名に強硬に敵対すべきだと考えてキリスト者を迫害していたのですが、キリスト者を迫害するために向かっていたダマスコへの途上で「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ。」という声を聞いたので「主よ。あなたはどのなたですか」と尋ねたところ「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。」と言われただけでなくキリストの証人として生きる使命が与えられたのでした。キリスト者になったパウロは十字架の死の意味を知る者となられ、「神は、このかたを高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、すべての口が、『イエス・キリストは主である』と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。」とイエスの名の権威について語っています。助けが必要なとき、私たちは主に向かって心のうちを打ち明けて「主の御名によってお祈り致します。」と祈りを閉じますが、今日の聖句が「私たちの助けは、天地を造られた主の御名にある。」と語っているように、主の御名の持つ力や権威を忘れずに、祈りが聞かれていないように思わされる時には、主の時があることを思い起こし、落胆したり、失望しらりしないで、主に期待して祈り続けようではありませんか。