正義の道にはいのちがある。その道筋には死がない。(箴言12章28節)

1.イザヤ書45章22節ー25節
2.エレミヤ書23章5節―6節
3.ヨハネの福音書11章25節ー26節
4.ヨハネの福音書14章1節ー6節

すべての人は、いつか死を迎えることを知っていますが、創世記1章27節が「神は人をご自身のかたちとして創造された。」と、ソロモンが「神はまた、人の心に永遠を与えられた。」と語っているように、人は死でその存在が消滅してしまうようなものではないことを潜在意識の中に持っているのではないでしょうか。ですから、死後に関する様々な考えに基づいて多くの宗教が生まれたのではないでしょうか。ところで今日の聖句の前句15節に「愚か者は自分の道を正しいと思う。」とありますが、詩篇53篇1節に「愚か者は心の中で、『神はいない』と言っている。」と、愚か者は、知能指数の問題ではなく、神を考慮しない人々であることを語っています。そのような人々は、パリサイ人であった時のパウロのように自分の義に生きているために自分の道は正しいと思いがちですが、死に勝利することはできません。しかし、今日の聖句は「正義の道にはいのちがあり、その道筋には死がない」と語っています。正義の方であるイエス様は「わたしが道であり、真理であり、いのちです。(ヨハネの福音書14章6節)」と仰せられ、マルタに「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。(ヨハネの福音書11章25節ー26節」と尋ねられました。イエス様は十字架の死をもって私たちを罪や死から解放してくださっただけでなく復活をもって死に支配されない、正義の道、いのちの道を歩むことができるようにされたのでした。偶像崇拝をしている方々の心の目が開かれ、イエス様を信じる信仰が与えられ、正義の道を歩まれるように祈ろうではありませんか。