起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。(イザヤ書60章1節ー2節)
1.イザヤ書43章1節ー7節
2.マタイの福音書5章14節ー16節
3.ヨハネの福音書1章1節ー5節
4.ヨハネの福音書8章1節ー12節
姦淫の現場で捕えた女性を律法学者とパリサイ人は民衆の真ん中に置いてから「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。ところで、あなたは何と言われますか。」とイエス様に問い続けてやめなかったので、イエス様が「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に石を投げなさい。」と言われると、年長者から始めて民衆は出て行かれたのでした。パリサイ人や律法学者は「こういう女」とさげすみましたが、身をかがめて、地面に書いておられたイエス様は「婦人よ。あの人たちは今どこにいますか。あなたを罪に定める者はいなかったのですか。」と尋ねると「だれもいません。」と答えたので、イエス様は「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。」と仰せられてから、パリサイ人や律法学者たちに「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことなく、いのちの光を持つのです。」と話されましたが、パリサイ人や律法学者は自分の義に生きていたために、民衆と違って立ち去ることなく、イエス様のことばを受け入れることができなかったのでした。イエス様は「あなたがたは、世界の光です。」とキリスト者について語っています。今日の聖句「起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。」を心に据えてパウロが「この世と調子を合わせてはいけません(ローマ人への手紙12章2節)。」と勧めているように、世界の光として生きるためにパウロが世の光であるキリストを見ならって生きられたように、私たちもキリストを見ならって生きるように心がけようではありませんか(コリント人への手紙第一11章1節)